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ウィルフォワード紹介2014.08.05 Tue

世にも奇妙な婚活~ラブストーリーは突然に。~

これはある奇妙な婚活の物語である。

結婚相手を探す前にまず俺はマニュアル本を読み漁り自己分析をした。
自分はどんなタイプの人が好きでどんな生活をしたいかを考えた。

友だちからは合同お見合いイベントにも誘われたが、俺は出会い系サイトでその条件に会う人を探した。

自分が求める条件を入力して、検索にあたった人のプロフィールと写真を見て気になった子にエントリーをする。CMで見たことがある有名人などもとりあえず抑えてエントリー。募集開始数分で締め切られることもあるのでパソコンの前でスタンバイもざら。

エントリーできると「この日に私の説明をするので会いにきませんか?」とメールがくる。

トコトコ・・・

行ってみると会場にはたくさんの人。

説明は2時間くらい。スライドを使いながら一方的に聞く。ちょっとビビったけどアピールしたいので質問をした。

一通りの説明が終わると紙が配られた。

お題は「なぜ私と結婚したいのか」
出会ってまもない相手に対して用紙いっぱいに理由を書いた。

ラブレターが良かったのか「おめでとうございます。次のデートに進んでいただきます。この日はいかがですか?」とお誘いのメールがきた。
「その日は難しいんです」とか返すと「じゃあご縁がなかったって事ですね」と言われることもあるので、何とかスケジュールを調整してデートへ向かった。

デートと言ってもおしゃれなカフェなどではなく会議室とかブースとか、時間も30分程度。しかもなぜか自分以外にも2人も一緒にデートに参加している。「過去の達成経験」とか「結婚後のやりたいこと」などを順番に聞かれた。たぶん俺が一番うまく答えることができた。

うまく返せないと会えるのはそれっきりになる。
「残念ながら、あなたとは縁がなかったようです。良い相手が見つかることをお祈りいたします」のメール1通でお別れ。下手するとメールすらなく音信不通になる。

俺は前回のデートの印象が良かったのか、次のデートに誘ってもらえた。

デートは3回繰り返された。



毎回同じ服装。



毎回同じ場所で。

そして、最後のデートの翌日・・・。

「是非私と結婚してください」

って電話でプロポーズされた。

「やったー」

と喜びながらも、

「すいません、返事はちょっと待ってもらっていいですか?」

と返してみた。

「え、私と結婚したいんですよね?」

と切り返し。
当然、そうですよね・・・
何だが、返事までに時間を稼がなきゃいけないので正直に事情を説明する。

「いや、実はですね、他にお付き合いしている人がいまして・・・」
「え、私が第一志望じゃないんですか?」
「いやいやいや!第一志望 ”群”ですよ!」

・・・そう、俺は二股、いや三股、ぶっちゃけもっと複数の子と付き合っている。

婚活を始めてすぐの頃はお断りされてばかりだったが、次第に要領をつかんだこともあって、最終的に3人から同時期にプロポーズされて婚活を終了させた。


一人は、今話した人。容姿が抜群というわけではないけど、明るい雰囲気と将来作りたい家族像が似ている。



もう一人は、由緒正しい家柄の人。お父さんが地元の名士だから、安定してるらしい。



最後の一人は、誰もが知ってる有名人。みんなからは「すごい!」と言われるけど、趣味も性格が全然合わないと思ってる。

さて、誰と結婚しようか・・・。

親や友達にも相談して「私と結婚しましょう!」という電話もたくさんもらって、悩んだ末に一人を選んで結婚。

でも、本当に自分は結婚したかったのかわかっていなかった。結婚後の生活も全然イメージ湧いてないし、みんなが同時に婚活を始めたからという理由で婚活を始め、相手からプロポーズをもらうためのテクニックを磨いて、うまく相手に合わせて乗り切った感がいなめない。みんなが羨む相手からプロポーズされたのでとりあえずで結婚することにした。

相手のことはまだ正直良くわからないし、自分のやりたいことというよりも、実際に結婚したら嫌いな部分が見えてくるとも聞くし、3年で30%以上の人が離婚しているらしい。

将来は不安だけど、合わなかったら離婚してまた婚活すればいいし、正式な結婚は来年の4月1日なので、それまでは精一杯遊ぼうと思う。もしかしたら他にもっと良い子と出会うかもしれないし・・・。

つづく…



世にも奇妙な婚活。いかがでしたか?
もう気づきましたよね。

はい、そうです。

これ婚活じゃないです。

就活(就職活動)のことです。
世の中の一般的な就職活動のことを結婚に例えてみたんです。

さて、あなたはこんな婚活をしたいですか?こんな婚活で良い未来が描けますか?

もっと自由で、もっとワクワクするデートをした方が良くないですか?
結果、お互いが惹かれ合って「結婚しよう」ってなる方が自然だったりしませんか?

僕らウィルフォワードは本気で結婚相手を探すように採用をしようとしたらどうなるんだろうと考えて「ラブストーリーは突然に 採用」をはじめてみました。

だから、僕らの採用には、決まった選考フローも内定までの手順もない。

実際、自然に人と人の出会いって考えたら、「ウィルフォワードっていいな」って思ったとしても「働きたいな」になるかどうかは別。

だって、もっと自然に付き合いたいから。

一目ぼれで結婚(一発で内定)するかもだし、同棲(インターン)してからお互い考えるのもありだよね。

堅苦しい「THEリクルートスーツ」な「THE就活」はヤメヤメ。
そんなの面白くないでしょ。
出会った人と絶対に恋愛(選考)しなきゃいけないのもおかしいし、結婚しない(不採用やミスマッチ)からといって友達までやめる必要はないよね。

僕ら以上にピッタリな人(会社)がいたら、全然、直接紹介するよ。

だから、まずは遊びでも練習でも良いから、僕らに会いに来てみてよ。