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愛の文化2014.06.09 Mon

なぜ、ウィルフォワードは真夏のフルマラソンに挑戦することになったのか?

話は半年くらい前まで遡る

今回のストーリーのキーマンは自称”チキン女子大生”こと「渡邉麻子(わたなべあさこ)」
※ニックネームは“あこ”(以下、あこ)

↑あこについてもっと知りたい方はこちらの動画で見れます

チキン女子大生“あこ”

何でもすぐにやりたがるけど、いつも肝心なところで一歩踏みとどまってしまうから、”チキン女子大生”。「自分でチキン女子大生とか言ってたらダメだろ!」と言われながらも、モジモジしながらも一生懸命に努力して前に進んでいく姿は何となく放っておけなくなる存在で、みんなから「あこ」と呼ばれて愛されている。

そんなあこが自分のコンプレックスの話を僕らにするようになったのは、大学卒業を控えた3月頃の話だった。「ぽっちゃり需要とか言われて笑っていっているけど、本当は何度もダイエットに挑戦してきた。トマトダイエットとかりんごダイエットとかポテトサラダダイエットとか、話題になっているダイエット方法はひと通り試した。安くないエステにも投資してみた。結果、その時は少し効果が出ても、油断すればすぐにリバウンド。食べるの好きだし、お酒好きだし、自分がダイエットに成功するイメージが全く持てない」。

いつも何かを食べているイメージがある女

「痩せたい」「痩せたい」と言ってはいるものの、本気で痩せようとしているのを僕らは見たことがない。何度もダイエットに挑戦してきては途中で挫折して、その度にリバウンドを繰り返してきたというのも容易に想像がつく。「変わりたい。変わらなきゃ」と思っているのに、一向に変われない自分。いつしか自分は一生変われなくてこのままなんじゃないかと自分のことを嫌いになっていったと言う。

僕らはそれを聞いて思った。「ウィルフォワードの家族としてそいつは見逃せない。あこにダイエットを成功させて自信をもってもらいたい」。痩せることがゴールなのではなく、痩せられたという結果と痩せた身体に自信をもって輝くあこになってもらいたい。しかし、そんなことは僕らの力で可能なのだろうか・・・。

パーソナルトレーニングジム「RIZAP」

ダイエットと聞いて僕らが連想するのはRIZAPだった。2年前から映像制作やイベント企画などで一緒に仕事をさせてもらっているパーソナルトレーニングジム「RIZAP」。でも、僕らが勧めたから仕方なくやるのでは意味がない。あこが自分からやると言わなければ意味が無い。

それに「人生最後のダイエット」とうたうだけあってその取り組みの本格度も今までのダイエットとは桁が違う。そこで僕らはRIZAPのスタッフに焦点をあてて制作したドキュメンタリー番組「the Polestar」をあこに観てもらうことにした。

▼ウィルフォワードが制作を手がけたドキュメンタリー動画「the Polestar」シリーズ

そして、あこは「やる!」と決めた。ダイエットのプロ中のプロであるRIZAPと担当トレーナーと共にあこの挑戦が始まったのだった。

体重が思うように落ちない

ダイエットは順調に進むかのように思われた。しかし、ダイエットは早々に難航する。骨格がしっかりしていて筋肉質の彼女は一言で言うと、太りやすく痩せにくい体質だった。とは言ってもやるしかない。プロのアドバイスに従いながら、体質から改善をしなければならない。

ただ、その実態は言葉で言うほど生易しいものではなかった。

糖質の一切を抜く食事制限。カロリーのコントロール。空腹との闘い。日々のトレーニングで体中は常に悲鳴をあげていた。最初は冗談で「食べる?」と食べ物を差し出していた僕らも、我慢している姿があまりにも可哀想で冗談でも言えなくなっていった。

何かしてあげたいけど、「頑張って」としか言えない状況。それでも、何かをせずにいられないのは家族である僕らにとって自然なことだった。

「一緒に走ったらいいんじゃないか?」

誰かが言った。

せめて苦しみを共有しよう。いや、苦しい時間を少しでも楽しくなってもらおう。そうして、僕らは時間を合わせて一緒に走ることにした。

初回の練習であこは10分もしないうちに「足首が痛い」と言い出した。重たい身体は足への負担が当然大きい。そして、遂には座り込んでしまう。ゆっくり10分走ってきた道のりを更にゆっくり20分かけて歩いて帰る。

帰ってきてあこは、足首を自分でマッサージしながら「また、みんなと一緒に走りたい」と言った。しばらく黙った後に目に涙を浮かべて「ずっと自分は変われないと思っていた。でも今は自分は変われると信じられるようになってきた。だから諦めたくない。全然走れないけど、またみんなと一緒に走りたい」と言った。

僕らは黙って頷いた。気持ちは一緒だった

あこは僕らを代表して人は変われるんだということを証明しようとしてくれている。あこの挑戦はもはやあこ一人の挑戦ではなく、僕らの挑戦だと思うようになった。

そして、彼女は大学とウィルフォワードのインターンシップを卒業し、社会人となる日がくる。
僕らは色々悩んだ結果、卒業のお祝いにランニングウェアとマラソン大会の申し込み用紙をプレゼントすることにした。

7月12日 磐梯高原猪苗代湖マラソン

もちろん、あこ一人ででるわけではない。あこの故郷である福島県で開催されるマラソン大会にあこと一緒に走る。
当然42.195㎞。ほとんどがフルマラソンどころか10㎞もまともに走ったことのないメンバーばかり。たった3ヶ月で真夏のフルマラソンを完走しようというのだ。

事の難易度がピンとこない僕らはこれから起こるドラマを想像して笑った。ただRIZAP期間が終わった後も僕らがあこと一緒に運動を続ける口実を作りたかった。ウィルフォワードを卒業してもいつでも戻ってきて一緒にいられるようにするための口実を作りたかった。

それから僕らはできる限りあこをジョギングに誘った。メンバーがみんな集まることは稀だったが定期的に集まって一緒に走るようになった。

更には社内にランミーティング(ミーティングしながら走る/もしくは走りながらミーティングをする)なるものが誕生した。最初はノリで始めた分、いざ走るということに対しては少なからず抵抗があったが、今ではみんなと走ることが楽しくなって次の練習日が楽しみになっている僕らがいる。

RIZAPのトレーニング期間にたくさんのことを学び、身体にも確実な変化をもたらすことができた。しかし、本当の挑戦はここから始まることをみんな知っていた。ダイエットのプロという補助輪が外れた後に彼女の心を支えるのは僕らなのだから。

真夏のフルマラソンまで残り1ヶ月

「準備は順調か?」と問われればYESと胸を張って答えられる状態にはまだないがここからの1ヶ月は腹をくくって取り組もうと改めて誓う。

お誕生日おめでとう!

そんな決意を新たにさせられた今日は、あこの24歳の誕生日。そして、走るという喜びを教えてくれてありがとう。あこが痩せてきれいになって自分を好きになってくれることを心から応援したいから、僕らは一緒に走ります。

↓おまけ:誕生日当日にこれを「Tarzan」ダイエット特集の表紙に貼り付けてプレゼント。