おはようございます。代表の成瀬です。
ウィルフォワードが新卒採用をしている話は
以前も触れたことがありますが、
予想よりも応募が多く6,000名ほどになっています。
難しいのは説明会(ウィルフォワード体験会)の人数調整です。
学生さんはエントリーしても全員参加するとは限りません。
平均してドタキャン率は40%近いです。
この数字も直前でエントリーしたか、
2週間前でエントリーしたかで変わります。
担当者の志村くんはリクナビを毎日見て、
エントリー状況で満席にしたり、空席を作ったり調整するのですが、
まるでカーリングのストーンを投げては
リンクをゴシゴシこすっているような感じから、
社内ではリクナビカーリングと呼んでいます。
先日、行われたウィルフォワード体験会Thinkは
借りていた区民センターの定員が90名だったのですが、
カーリングの勢いが良すぎて
会場に100名の学生さんが来てしまったんです。
嬉しい悲鳴なのですが、
遠方(南は沖縄、北は青森)からきてくれる方もいて、
何とか席を確保しないといけないと、頭をフル回転させました。
空いている部屋は無いか・・・
オフィスから椅子を持ってこれないか・・・
近くの会社から椅子を借りれないか・・・
夜だったので区民センターの人は既に帰宅しており、
いるのは守衛のお爺さん1人・・・。
頼れるものは何でも頼ってみよう!
そう思って、ダメ元でお願いをしに行ってみた。
「役所だから、本当はダメだけどね・・・」と言いながらも、
他の部屋にまで交渉しに行ってくださり、
余った椅子を借していただくことができました。
そして、学生さんを全員イスに座ってもらうことができ、
結果、100名の学生たちといつも以上の熱気で無事盛況で終了しました。
会が終わって僕が鍵を返す時に、
守衛さんに感謝を伝えたところ、こう言ってくれた。
『見てたけど、君たちは、本当に熱心で
素晴らしい若者がいる会社だね。こんなにたくさん若い人が
集まったのも初めてみた。本当に凄いね~。
聞いたら、神戸や大阪から来ている学生さんもいたらしいね。
それを僕は聞いてね、君たちに協力しないではいれなくなってね。
役所だから、本当はこういうことはダメなんだよ。
人が違かったら椅子貸してくれなかったかもしれない。
でもね、僕もあと先長くないけど、君たちみたいな
若者を支援しないと死ぬ時、後悔すると思ったんだよ。
未来の日本をつくる若者を支援しないと思ってね。
だから、今日は役に立てて良かったよ。これからも頑張ってね』
泣けます。いや、泣きました。
ウィルフォワード、本気でやっていきます。