こんにちは、あこ(渡邉麻子)です。
イベントの終わりは何でこんなに寂しいんでしょう。
もう不安で、苦しくて、伝えたい思いがあり過ぎて、お腹痛くて仕方なかった前日までの気持ちが既に懐かしいです。
先日2月23日に、ウィルフォワード大講演会「Feel the Family」という学生と社会人に向けたウィルフォワードメンバーによる講演会でした。
大学卒業を控え、ウィルフォワードでのインターンも残すところあと1ヶ月。最後に「お世話になったウィルフォワードへ恩返しをしたい」、「自分がもらったような人生を変えるきっかけを与える側になりたい」、「自分も大きな成果を残して自信をつけたい」、そんな思いで手を上げて企画を立ちあげました。
今回の講演会のテーマは「働くとは生きるということ」、その一人ひとりの生き方を追求し、「一歩踏み出す勇気」を与えること。1年前に迷って苦しんでまわりばかり気にして、自分らしさも忘れ、自分のことが好きでいられなかった私がちょっとしたきっかけで「後悔のない今を生きていると胸を張って言えるようになった」ということが原動力でした。
とは言え、ここに来るまでの1か月半は、私にとってとても苦しい道のりでした。 私の23年の人生において最大の挑戦だったと思います。1ヶ月前、大挑戦に向けた戦いが始まりました。
伝えたい思いがある。
でも、うまく運営チームに伝えられない。ウィルフォワードの人たちにも伝えられない。恐いと思っているのかなぜか動けない自分がいる。いつの間にか、また頭で考えて不安になって動けなくなりかけている自分がいました。それでも昔と違うのは、「このまま諦めたくはない」という気持ちでした。
「一切の不安や恐れ、しがらみがなかったらどうしたいか?」
カンペキにやるのなんて無理。自分は能力だって足りない。だったらその分、汗をかいて、思いを込めて、人に頭下げて、恥かいて、やれることを精一杯やるしかない。完璧よりも最善を尽くす。自分が動き始めるとどんどんまわりが動いてくれるようになりました。
講演会には200名の聴衆。堂々と生き様を語るウィルフォワードメンバーの渾身のメッセージ。 今回のイベントはウィルフォワードにとっても伝説となる一歩になったと確信しました。私自身も200名以上の前で話したのも初めての試みでしたが、自分の人生ストーリーを語り、みんながみんな主役のイベントというものも今までありませんでした。
それはきっとお客さんだけじゃなく、”インサイドアウト”という身近な人を大切にするという考えを土台にしているウィルフォワードメンバーにとっても共に働くの仲間をより深く知る素晴らしい機会となりました。
あぁ、やっぱり人生の話って、すごく人の人生に影響を与える
“ファンを作ろう”とか”こんな生き方ありますよ”、
とか必死で説明しなくても、 みんなの人生、それに向かっている姿勢があれば、自然と生き方は伝わっていくんだなと感じました。
Feel the Family
講演会の終わり、晴れ晴れした表情の学生、誇らしい笑顔の社会人の方、 そして何よりウィルフォワードのメンバー1人ひとりがやりきった清々しい表情で帰っていく姿を見て、やっとホッとして、同時にもっとできたという悔しさと嬉しさとで変な涙がでました。
私のプレゼン自体は、正直伝えたいことの1/3も伝えられなかったかもしれません。それでも、アンケートを読んでいくと、みんなびっしりと書きこまれていて、「勇気もらった」、「感動した」、「一歩踏み出します」、「私もインターンやりたいです」とか私に向けてのメッセージをくれた方もたくさんいて、不器用でまだ弱い人間でも一歩踏み出したくて必死にもがくって姿でも勇気を与えられるのかなとうれしくなりました。
このイベントの価値は昨日の「良かったね」ではなく、「この日がきっかけだった」と明日を創りだしていってこそ、最高の伝説の日になります。私も頑張ります。みんなで一緒にワクワクする未来に向かって一歩踏み出していきましょう!