こんにちは、平松佑介です
2014年7月7日、ウィルフォワードは現在の大崎オフィスから、
新しく目黒にオフィスを移転させます。
【新オフィス】
〒153-0064 目黒区下目黒4-15-13
☎03-6452-2805
目黒駅から徒歩13分。少し遠いですが静かで閑静な住宅街。昨年の11月に建ったばかりの新築一戸建てです。明るくて広いリビング、2階から3階にかけての吹き抜け、オープンでつながりのあるダイニングキッチン。
仕事の関係で海外転勤になって、泣く泣く家を賃貸に出さざる得なくなったオーナーさんの住まいへのこだわり、家族への愛情が感じられる、とても温かみとつながりのある空間です。
きっと普通の企業だったら選ばないだろうし、普通の企業だったらオーナーさんも貸さなかったと思いますし、今の僕たちだから出会えて、今の僕たちだから選べたオフィスだと思っています。
思い起こせば、オフィス探しを始めたのは半年以上も前
映像やWEBの制作の仕事が増えて、制作するスペースが足りなかったり、インターンシップやパートナーが増えてきたこともあって手狭感を感じ始めたのがきっかけです。
一般的なオフィス選びの基準としてあがるのは「エリア」「アクセス」「広さ」「予算」といったところでしょう。僕らが最初に話し合って掲げた要件は下記のものでした。
[ウィルフォワードが掲げた物件要件]
・品川区(五反田・戸越・荏原・大崎エリアで駅から徒歩5分程度)
・一軒家もしくは店舗
・広さ80〜140㎡
・家賃30〜40万円
それに加えて、ウィルフォワードらしさ。つまり、家族感というかほっこり感というかオフィスに漂う空気を大事にしたいと思っていました。
とにかく色んな物件を見に行くところから始まる
自由にリノベーションして良いと言われた昭和のオンボロ古民家
大正時代に建てられて綺麗にリノベーションされた立派な古民家
部屋がたくさんあって屋上も広い4階建の一軒家
森の中のオシャレ過ぎるデザイナーズマンション
駅前の新築のおしゃれなデザイナーズマンション
繰り返される真剣な話し合い
みんなでたくさんの物件を見て、その都度、感想などを共有していきました。喧嘩になりそうなぐらい真剣に話をしたのは創業から数えてもほとんどないレベルでした。正直、不動産屋さんを振り回し、たくさん迷惑もかけてしまいました(申し訳ございませんm(_ _)m)。
そして、このオフィスを決めるというやり取りの中で僕らは色んな気づきを得ることができました。
目に見えないものが目に見えるものを創っている
ウィルフォワードらしいオフィスとは何かと考えた時にウィルフォワードの未来を考えることは必然となりました。
「エリア」「広さ」「家賃」と言った一般的な物件選びの基準ではなく、これからのウィルフォワードらしいかどうか、つまりこれからのウィルフォワードをどういう組織にしていくのか。組織として3年後、5年後がどうなっているかだけではなく、どういう文化をもった組織にしていくのか、そのために今何を選択するのか。
「どんどん人を採用して大きな組織にしていくのか、人を多くせずに少数精鋭でいくのか」
「事業部ごとに独立採算制をとり事業ごとの色を強く出していくのか、あくまでウィルフォワードという色で統一するのか」
「外部パートナーも社員のように迎え入れて巻き込んでいくのか、一線を引くのか」
考えることは多岐に渡りました。
会社より家族、オフィスよりも住まい
そして、たくさんの議論を通して、行きついた一つの答えは「会社よりも家族、オフィスよりも住まい」ということでした。みんなが自然と集まり、自然と交流が促され、クリエイティビティが発揮できる空間。オシャレなカフェとか外にパワーを求めるのではなく、みんなのパワーが詰まった住まいにしたいと。
僕は前職で住宅メーカーの営業として仕事をしていました。そこで家主さんと話していたことそのものと一緒でした。つまり「オフィス選び」という会社だから経済合理性を第一にするのではなく、家族で過ごす未来の時間を第一にして家族の住まいを選ぶ。
きっと僕たちが世界を1つの家族にするために、未来のウィルフォワードが出会わせてくれたオフィスなんだと思っています。
是非、ウィルフォワードの文化を感じに、オフィスに遊びにきてもらえたら嬉しいです。ホームパーティーができるように広いキッチンとダイニングを重視しましたので、料理の腕を振る舞います、成瀬がw