Willforward(ウィルフォワード)という社名は「will(意志)」+「foward(前へ)」の造語です。
「Pay it forward(邦画名:ペイ・フォワード)」という映画があるのですが、一人の少年が恩を受けたら、受けた相手に恩返しをするのではなく、別の誰か3人に恩送りをすることで、1人から3人、3人から9人、9人から・・・と世界中に恩と感謝が広がっていって世界が変わるという物語です。
まさに一つの小さな思い(will)がその先に伝わり、またその先に(forward)へと伝わり・・・と世界を創っていくのだと思います。僕らのWill(意志)そのものがforward(先の)未来を創っている。ならば、僕らは幸せに溢れる未来を創りたい。
ウィルフォワードのロゴ:W(Will)が赤のハート(愛・情熱)を、F(forward)が青い炎(聡明さ・知恵・クリエイティビティ)を表しています。そして、愛が知恵によって世の中に広がって行き、i(愛)に火を灯すという構図になっています。
地球の人口は増え続け、2011年に70億人を越えました。2050年に92億人になると計算されています。このままいって、食料・水・エネルギーは足りるのでしょうか?既に世界では10億人以上の人が飢えと戦っている現状です。自分たちのことだけを考えると、自分たちを守るために戦わなくてはいけなくなります。そうすれば、地球もろともなくなりかねません。
「そんなバッドエンディングはお断りだ」お互い地球に住む地球人であり、同じ星に住む家族なのだと、みんなが考えることができれば、宗教や文化、イデオロギーや国や民族が違えども、互いの違いを認め合い、尊重し、人間らしく、共に手を取り合い、解決の道を探す共存共生の道を選べるはず。そう信じています。それ故の「世界を一つの家族にする」をコーポレートビジョンとし、「ウィルフォワード」を企業理念とした会社を創りました。社員であれ、インターンシップ生であれ、もっと言えば、社員じゃなくても、一人ひとりがWillをForwardしていって欲しいと願っています。
インサイドアウトとは「世界を変えようと思うなら、まずは自分から変える必要がある」という考え方を指します。つまり、世界を一つの家族にしようと思うなら、まず自分を大切にし、そして次に身近な人から大切にして家族と思える関係を築いていく必要があります。
年齢、経験、社会的地位・立場に関係なく、誰もが自分の人生において、円の中心は自分です。つまり、誰でもまず自分を大切にし、自分の身近な人を大切にする必要があります。
企業経営に置き換えて考えた時も同じことが言えます。例えどんなに大きな会社であろうとも、自分にとっての円の中心は自分ですから、自分から変わり、そして自分の身近な人から大切にしていく必要があります。
ウィルフォワードでは「顧客第一主義」という言葉を使いません。まず大切にすべきは円のより中心に近い存在である社員であり、社員の家族です。既に会社は収入を得る場という機能に留まらず、生活の場であり、人間関係の場であり、社会的責任を果たす場です。
これらを満たす職場作りこそが、企業の社会的責任であると考えます。これらのことが充実できれば、今はまだ充実できなくとも将来、充実していけると見通しを持つことができれば、社員は素晴らしい仕事をしてくれると信じています。
決して、顧客満足をないがしろにしているということではありません。 顧客満足はやりがいと誇りを持てる仕事の結果であり、世の中の役に立っていることを感じられるための必要条件なのです。同時に顧客とより深い関係、家族と思えるような関係を築いていくことを目指しています。商品・サービスの価値が値段の割に合っているということだけではなく、「この企業と付き合いたい(リピーター)」から「この企業を応援したい(ファン)」へ「この企業は私にとって家族のような存在(ファミリー)」と顧客との関係を深めていくことをマーケティングプロセスの中に取り込んでいき、顧客と共存・共栄することを目指しています。 強いては、企業の壁を越え、業界として力を合わせ、また国境を越え国と国が力を合わせていくことで、世界を一つの家族にしていこうと考えています。